2008年5月20日

わたしを月に連れてって

                    「わたしを月に連れてって」ねぇ消防団


京都の北山のきつね坂は昔はヘアピンカーブになっていたけど、今ではきれいに舗装されていて走りやすい。そこの明かりと今日の満月が絶妙にマッチしていて、「わたしを月に連れてって」という気分にさせた。

満月はうちの近くからだと必ず比叡山から上がる。産まれるように、ポンっと音が聞こえるくらい。その瞬間に出くわせる確立はほんの一瞬。山から産まれた月はすぐに昇って行ってしまう。

ほんと、馬鹿だと思われるかもしれないが、心の奥底で満月を見ると飛んで行けるような気がする。昔見ていた紳士的なカバとラザニア好きのカエルが宇宙船で旅をするアニメを思い出す。あのラザニアを一回食べてみたいと子供ながらに思った。アニメの名前は忘れてしまっけど、宇宙に出たときの不安や、家族と再会するときの安心感を共感した。そして、将来はそんな宇宙を旅するんだと思っていたが、未だ叶わぬ夢のまた夢・・・。



オスカーピーターソンFly me to the moonを聞きながら、一杯。
月見酒は中秋の名月でなくても悪くない。