2008年6月29日

紫陽花 大入り

             デイタラボッチ






                   またしても、妖怪ポスト。


雨女は本当の話で、雨雲を背負っているのかと言われるほど。

日曜日の夕方はひとりになれる唯一の時間。このところ休日出勤が続き、ただの晩酌の時間と化していたが、本日は良い気分転換ができた。
雨が天から降った山は霧が立って、見ていると入ってみたくなってしまう。堪えきれず。
普段履きは「下駄」と決めているので、濡れた土壌から雨を浴びる。どうしたもんだか、紫陽花は、雨の中に咲く。こいつも雨女なのだ。紫陽花の日本最古のものは、青色らしい。そして酸性度が高ければ青色になる。花言葉は、強い愛情、移り気なこころ、一家団欒、家族の結びつき。移り気なこころ?
曼殊院の明珍火箸風鈴の音が聞きたくて、向かうも拝観時間を過ぎてしまって、入れず仕舞い。うちの音痴で我慢するか。
さっきまでの雨が上がって夕空が見えた。


夏もなほ心はつきぬあぢさゐのよひらの露に月もすみけり

夏の予感。