2009年5月19日

制作×政策

                      田園





                     堤選手


パステル画講座!
今回は「色彩論」なかなか面白い授業でした。

山に面した田園が美しい。写真家も撮影に訪れるほど。私の写真では伝えられないのが残念。
数年前、ベネチアで中国作家の田園の映像を観たが、ある種の感情を持つものの、「美しい」には到らなかった。国の違いか?と思うが、日本の田園風景は普遍的で直向なイメージがある。しかし、農夫たちはそんなことはどうでもいい。1年を通してただ黙々と事柄をこなしていく。(心配事と言えば、息子に嫁が無いことか?)その無欲さと言うか、真実味に心惹かれるものがある。芸術家は欲深い!?
山は小鳥のさえずりが絶えないほどのどかだった。その国の鳥の声の多さで、音調の幅が変わるらしい。人は鳥を真似て歌おうとした。鳥が少ないと単調な歌になる。日本の歌はどうだ?
色彩も一緒で、見てきた色が自分の基準になる。
影響や教育は手を抜いてはいけない。

夜。堤村の堤選手と落ち合う。
イタリアでは、個性的才能により自己の芸術世界を創造しようとした人に、最高権力者から敬意を持って扱われた時代があった。その業績によって人々の見方を変えることになるからだ。センスと政策は違うか?ダサい町に暮らすのは嫌だぁ。
名乗りを挙げる事は簡単なことではないが、傍観者では独り言で流されてしまう。
応援しか出来ませんが、頑張ってください。
ただ、優しすぎるところが玉に瑕。