2009年6月21日

東寺





                    秋葉原と変わらない


                   アイドル的な・・・



                         夏至


21と掛けて、今日が夏至と解く。
その答えは、東寺(冬至)に向かう。

日本人が無信教のように思われるが、そんなことは無いと思う。遍路も3度目を終えた父親は、東寺の境内を弘法市も無視して、拝みまくる。そんな人間は父親だけではない。見渡せば誰でも彼処、手を合わせている。手を合わせるだけではなく、金まで放り投げる。香を焚き、その煙を仰ぐ。御朱印帳に書かれた文字が美しい。真言宗のお経がとても心地よく・・・。
この世界は、案外気持ちよく、不思議なノスタルジックを感じる。そう言う文化が家にはあり、小さい頃の記憶に祖母のお参りする姿が思い出される。
「信じるもの」がないと、人は生けていけない気がする。別にこれが「弘法大師」でなくてもいいのだが。

時が来れば「弘法大師様!」と拝む自分になるのかなと思ったり。思わなかったり。