2009年9月6日

膝は消耗品

                        トケイソウ

                    「夫とあぶりをやりました」


6kらん。板に付いてきた様で、疲れもなくなってきました。と言うより、爽快。時間があれば出来るだけ走るように心掛けて、トレーニングに励む。何と言っても向かうは山行。実際、今よりももう少し体重を落とした方が降りの膝への負担が軽減できる。どうして、ここまでこだわるか。最近流行のバーチャルな世界。仮想は仮想でしかなく、感覚を刺激するだけに留まり、本物を超えることは無い。本物に触れることの重要性。初めて山で感動を覚えたときの話。酒を飲んでタバコをふかして騒いでいた学生時代。金を払うという安定剤。ただの紛らわし。むなしさしか残らない後味。それもそれで楽しかっただろうが。誰も入らないような山中。静寂が鼓膜を突き刺す。鳥肌。散策すると、水の音。滝。日が暮れ。暗闇。山の陰と陽の姿を生きるか死ぬかで感じながら、下山後に味わう貸切同然の天国温泉。知らないことは損だと本気で思った。そこに、もう一度行きたい。それだけのためにやる。

こちらも本物。突如湧いた食材バブルも炙りトロで終了。イクラにマツタケに天鯛に天然本マグロ。やっぱ本物食わなあかん!味が全然違う。油ののった大トロを軽く炙って、わさびを大量にのせて一口で食べる。驚く無かれ、コレが絶品。
食道楽。腹回りの違和感。恐る恐る体重計に乗ると、きっちり1キロ増えていた。