2009年10月7日

近畿地方に上陸のおそれ





写真は、切り取られた(外を見る窓のような)もので、わたしの中ではタダの記録でしかない。ほぼ毎日シャッターを切っているが、後で見返すと、え?こんなんやったけ?と思うほど、自分の目や記憶は曖昧で叙情的である。
予備校生の頃に色彩構成を教わった。構図や色、配置。教わったと言うのは語弊で、先生から授業を受けた記憶は無い。自分の求める感覚に近づくまで試行錯誤し、良いと思ったものはすぐに真似をして自分の中に取り込んだ。結果的に言葉も知らない構図や色彩感覚が、その頃に備わったのだと思う。案外、写真を撮るときはその感覚が働いているように思う。
思いもよらないものに今、助けられている。なんでも、四の五の言わずやってみるもんだな。