2010年2月5日

アリとキリギリス

キーマン茶


藤井寺デイ。ガラスの制作がおもしろい。
アサコムと上高地行きの話をM氏と進める。
作品以上に宣伝物の影響は大きい。しかも人は物語性のあるモノに食いつき安い。ただ、絵を描いているというよりも、何らかの形容、山中でひっそりと絵を描く画家だとか、に人は惹かれる。メディアは時として真実をねじ曲げる。誇張された情報は本質から離れ独り歩きを始める。出来れば、そういった気を衒った宣伝は避けたい、が、M氏の本質と宣伝の程よい着地点は、その真ん中にあるような気がする。M氏らしいものを。M氏と慎重に交わす会話の中から糸口を見つけたい。
上高地行き。極寒の地へ。
ますます無為徒労の行為。アリとキリギリス。私は、キリギリス?そうです、芸術活動の一環として、感性を磨いているのです。イソップ童話のこの話を、勧善懲悪と言う国語の先生には勉強を教わりたくない。