昇る朝日
雪山
お前、ハナテンか?
影が綺麗
海の向こう
沈む夕日
世の中には、幸せになりたい人でいっぱいです。と、幾つかの本の書き出しで目にする。そして、そんな本が馬鹿みたいに売れている。
旅の途中で受け取った知らせは、私があるもう一人の旅人を探すこととなる。
雪山の先に登れば、手が届くか。海を越えれば、そこにたどり着けるのか。という冒険の話。
旅から帰ると、振り子時計の振り子が、止まっていた。が、時計は動いている。
今日は天気が良いので、庭の植木を見ると、枯れた枝の下から新芽が顔を出している。
日常は、何事もなく繰り返している。
また、そうやって何かが薄まってゆくコトを望んでいる。