2010年4月30日

fullmoon

花の名前は、シャガ


昨日、瓜生山から上がった奇妙な月が大きくて丸かったので調べると、一昨日が満月だった。乱視の入った私の肉眼では、いつも満月が外れる。彫刻家でもあるM氏の指先の感覚はすばらしい。ガラスの型用に耐火石膏を削って、きれいな半球面を登場させた。美大出身ならば容易いだろうが、実は私は立体感覚に自信がない。昔、塑像の合評の時は、「何じゃこれ!?」。自信がないは練習量が足りない、と、いつも言っている言葉。料理の感覚も同じように思える。今日、昼間の料理番組でえんどう豆とマグロの春巻きをやっていたが、絶妙の揚がり具合でさすが料理人の腕前だと感動した。うちの花板もそこそこの腕前を人の料理で「調えてやる」といって見せてくる。妙、それは微妙。