2010年6月22日

モノクロームの世界



今年は10キロ漬けます。


今日は学校がナントカの都合で休みになった。先週からの課題は石膏デッサン。
仕事上、石膏デッサンを教えなければならないので、初めは苦痛だったが、白い世界に身を委ねていくと美しい光が現れる。その世界は、努力を重ねた訓練の上にある非常にシンプルな美術だ。
石膏デッサンが本当に技術向上として適したモチーフかはわからないが、絵が描けないデザイナーや建築家はうさんくさい。また、デッサンなんて!と、個性押し出す、人間で言うと人の話を聞かずしゃべり続ける人のような、作品も好みではない。
手業にこだわりたい。そこから発する想像力。デッサンは、描けたほうが良い。
静かな世界。光と影。

光の世界は、夏至を越えたので、どんどん短くなっていく。