2010年8月31日

デッサン授業始まる!

秋めいてきた。月がきれい。


夏休みの最終日の11時と言えば、必死で終わらない計算ドリルの答えを書き写していた思い出しかない。自主性という言葉を使うならば、決してだらしないのではなく?やりたくないことはやらないだけと弁明しておこう。おかげで2度立たされることになる。
だから、受け持っている学生の宿題に関しては一応、寛大である。宿題とは取り組む姿勢を抜本的改善しなければ意味が無いからだ。私も浪人時代に夏期講習の中休みに宿題が出された。やる気が無かったわけではないが、よいと思うものを提出しなかった。合評の日に、当時一番上手いと思っていた人が全版パネルの力作を3枚も提出し、度肝を抜かれた。あああ、あかん!全然足りひん!
やりたくないことをするストレスは、非常に辛いことだ。やらなくていい。ただ、これだけは負けたくないと思うことは、必死になってやるべきだ。決して詰め込むのではない。自らを是正し、自分を超えていくこと。そんな環境は仲間がいる学生時代にしか味わえない。そこそこで諦めてしまうのなら、才能が無いと思って早く引き下がったほうがよい。続けるのも才能、と、あれから10年経ってつくづく思う。
貴重な時間を大切に!