2010年10月27日

授業風景

粗いが天才肌、I君

仕事が丁寧なのに「苦手」とNさん

完成度の高いS君、カメラ初号機


大阪・某学校の授業風景。
デッサンの授業なのだが、2時間つぶしてカメラオブスキュラを作る。単純だが緻密な作業。ある意味、デッサンに通ずる、別名「器用」「計算」「完成度」。様々なカメラが出来上がったが残念ながら、制限時間いっぱい。野外に出て空を覗くまでは出来ず。
先日、京都新聞の凡語に任天堂のマリオの生みの親のことが書かれていた。私も昔、夢中で遊んだあのゲームのスーパーマリオの風景は京都・園部のこむぎ山、作者が幼い頃に遊んだことを再現しているそうだ。瞬く間に世界を席巻した京都ブランドは、少年時代の遊び心から生まれたと言うわけだ。
これからクリエイターとなる学生たちへ、誰よりも遊びに貪欲であれ。大人ぶるのが子供ならば、早く大人になって遊びに真剣な子ども心を忘れるな。ファンタジア(発想力)は、そんな遊びの中にある。

と、一番はしゃぐ授業担当者。