2010年10月18日

「ない」から

あの野草の名前は、

イヌタデ

赤い絵を描こう。


藤井寺デー。
久々に集まるパステル画受講生のマダム集団。どんどん上手くなるマダム集団。絵の上達に年齢は関係ありません。
承り品のガラスの器も量産体制に入る。イマイチしっくりこない。気持ちが薄れているわけではないが、一気にたくさんのものを作るのは苦手だ。手を抜かずしっかり丁寧に行おうと思う。
「ない」ことからのアプローチを考える。「ない」から出来ない、「ない」からやる。基本的に美術は、自分で決着をつけるもの。やり方は多様で方法は無限に広がっている・・・と、当たり前に思う事柄だが、言葉で完結させてきた子供らにはこの感覚は理解できないらしい。それ何色?それどうやんの?先に言ってよ。プロセスを楽しめない。思いもよらぬ道筋から感動が生まれる。自由奔放は絶滅危惧種となってしまったようだ。
満たされすぎた世界は、少々生き難い。