2010年10月1日

制作デー



二日酔いの重い体に鞭打って藤井寺へ。遠すぎる我がアトリエは、長い電車の中で段取りを考えられるのでいいかもしれません?
先日のファンタの吉田山での事です。コラージュする落ち葉を探す時間、きれいな葉っぱに反応する子供たち。落ち葉は「茶色」では無い。赤や黄色や緑、斑点模様、グラデーション、面白い形。「きれい!」と言って手にする葉っぱは、私も気がつかない小さなものからドングリ付のものまで。とても良い感性だなと感心しました。
藤井寺でのM先生との会話。自己主張するのが美術でしょうか?自分を表現することだけがアートでしょうか?自分というものを最小限に留め、自然美に心を委ねるモノがあってもよいのではないかと思います。それが、美術ではないというのなら、仕方が無いことかもしれません。我々には、大切にしたいモノがあるのです。
きれいな葉っぱを見つけられる、その感覚のように。