2011年9月4日

タイフーンズeye









天災は恐ろしい。そう半年前に、16年前に教わったはずなのに、わたしの防災意識はまだまだ低い。と言っても、台風は京都市内をかすった程度だったが。西脇の家は夜中に有線放送が鳴り響きうるさかったそうだが、母は気がつかず眠っていたらしい。カエルの親もカエル。我が親ながら天晴れな神経、しかし、こういう人が逃げ遅れるんだろうなと電話口で思う。
今日は、イームズフィルムを久々に見る。泡の作品を見ていると、芭蕉の句を思い出した。閑さや岩にしみ入る蝉の声。岩にしみ入るという量子力学。映像の音楽が気になる。なくてもいい。それぐらい映像にインパクトがある。この辺りがアメリカっぽいのか。
閑さ・・・そういえば、夜に鳴く虫の声が変わった。
そんな、雨の叙情的な午後に一本の電話。U先生。お久しぶりです、え?まじっすか。えー!えー・・・まじっすか・・・。
自分は変わらないつもりでも確実に変化はやってくる。