2013年2月13日

それはキッチンの片隅で

事件現場

ふてぶてしく足を振っている。



8ヶ月も後半にきて、目覚ましい成長を遂げているコウヤ。クロールのようなズリバイから始まり、一週間もたたないうちにほふく前進になり、奥の部屋が遊び場だったのがリビングへと移り、ついにはキッチンに潜入するまでになった。離乳食もお出汁に味をしめてまずいのは食べないし、つーか美味しかったらいくらでも食べるし、8分の1に切ったりんごを持たせるとゴリゴリかじるし、おや?五本目の歯も生えてきたねってな感じで、我が息子ながらあっぱれである。と、なってくると、掃除や片付けも大詰めで、一旦、床がきれいになる=机がものでいっぱいになる、とまあ、うちもこんな具合でのんびり構えていた。
が、悲劇は突然やって来るものである。ガス台の掃除をしつつ、コウヤものそのそとキッチンにやってきて遊んでいるかと思いきや、どういうわけか醤油まみれになっているではないか!「おいぃぃ~っ!」と、叫んでかかえあげたコウヤの服、こういう時に限って全身ファミリアだったりする、コウヤを持ったまんま私も呆然としてしまい、洗面所で洗い流して、そしてこんなときにうんちし出したりする、てんやわんやだった。幸い飲んだりなめたりはしていなかったようだが、一体まっさらの醤油をどうやって開けたのか。染みにならないように服を洗っていると今度は、電気ヒーター前で動けなくなって、熱くて泣いている。「ちょちょちょちょちょーーーー!!!」である。そうかと思えば、何事もなかったようにバウンサーでふてぶてしく揺れている…。友達がくれた「ママはテンパリスト」という漫画を他人事のように笑って読んでいたが、やっべ、笑ってらんねー。