2008年7月6日

徒然

「京の花街では、夏のご挨拶に、芸妓さんや舞妓さんがお得意様へ名入りのうちわを配る風習が残っています。」by住井

                     雲が夏色

                  マリさん、東洋風の器に涼しげ

                 間違って育てたアザミ


うちの実家は山の麓で、狐や狸がよく出没する。犬なんかものすっごい太い鎖につなぎ、荒い作りの犬小屋で気ままに暮らす。ご飯はもちろん、残り物の白飯に味噌汁がけ。メスなって飼おうものなら、知らぬ間に子供を身篭って(山の野良犬と一夜限り)、翌年には1匹が5匹に増える。うちの家は父ちゃんが畑をしていて里山の暮らしに近い。「野菜は買ったことない」が母ちゃんの自慢で、それがどれくらいの自慢なのかは家を出て10年後に知ることになる。
今日は、その西脇産のローズマリーを鉢に植え替えた。このところの温暖で挿し木をして根を出すのが早い早い。こいつは香りがいいから、早いトコ大きくなって料 理に添えたい。ローズマリーは初心者でも簡単に育てられるハーブ。寒さには少し弱いが、ほっといてもぐんぐん成長するので、育てたい人は挿し木しますよ。来年になり増すが。

さて九州地方では梅雨が明けた。例年より早く、夏到来。関西もまもなく。
去年の夏は運よくシマカン先生と優雅な旅行?を3週間していたので、日本の蒸し暑さから逃れることができた。どうも、夏とは相性が悪く、大好きなのだけれど、日差しをめいっぱい浴びられない。田舎出身であるのに悔しい。しかし、この蒸し暑さはどうにかならないの?団扇で暑さを凌ぐ。地球温暖化、こんな蒸し暑さでも適応するために、冷房はしない。

雨が降り出した。今日は風も強い。シルクオーガンジーのカーテンが揺れる。

明日は七夕。
蝉はまだ鳴かない。