2008年10月9日

京阪神堪能

                   小磯良平美術館

                天王山?

                とりあえず

                 食パン売り切れ!



               見た目が大事

              寿の器


たまには京都を出ようと、行った先は、昔足しげく通った服部緑地の天牛書店。
受験時代、重い絵の具やらパネルやらを抱えて、江坂駅からも緑地公園駅からも離れたこの古本屋によく通った。そして、やっとの思いでたどり着いたは定休日、と言う自分の運の無さを知った場所でもある。なかなか面白い古本屋さんで、交通の不憫ささえなければ毎日でも通いたい通な本屋である。

神戸まで足を伸ばす。
大阪と神戸は思っている以上に近い。そう知ったのはつい最近で、方向音痴組はいつも阪神高速のトラップに引っ掛ってばかり。まともに神戸に降立った例がない。ここまで来たからと岡本のフロイン堂の食パンを買いに行くがその先も行き止り天国に合い、「冗談キツイぜ」とシンさんにキレられたことは言うまでもない。

本日は早々に阪神を引き上げて京都、富小路を下ったすし屋の大将おススメの京料理屋へ。アンティークの器のセンスもよく、豪華ではない店内は返って落ち着いて、カウンター9席は常に満員。うまい料理を食いながら、酒を飲み、話を弾ませる客。我々も負けじと甘鯛に松茸に鱧に鮑にちくわの天ぷら。食の感動は、芸術の感動と類似する。躊躇ってはいけない。どんどんうまいものを食べよう。
うまいのミソは「甘い」で和食には甘みを感じる調味料がたくさんある。しかし、その素材にも「甘み」は存在する。足すのではなく引き出させる。これが究極。舌鼓を打ちながらも料理長の苦悩は続く・・・?
ちなみに「お愛想」ではなく「お会計」もしくは「お勘定」。これ基本。

薀蓄はそこここに、今日買ったフロイン堂のバターケーキは明日アップします。