2008年11月20日

Gospel music

                 S席のど真ん中。本当にいいんですか?

                     ブリーゼブリーゼ
                友達の友達のおススメ。

                   ムール貝

               仏ラ酒のみに行くガールと仏ラガール


Nっちゃんのご好意に甘えて、ゴスペルのコンサートに行く。
西梅田がどんどんきれいになっていくが、最近出来たてのブリーゼブリーゼ。変わった建物、鑑賞しようと思うも風の冷たさに負けて、見れず!
S席のちょうど真ん中の贅沢な席は、さすが大手会社の特権といったところでしょうか。何はともあれ、2列先の「課長」に感謝しつつ、生のゴスペルを生まれてはじめて聴く。

理不尽や抑圧の中から、魂の芸術が生まれる。人間は生まれながらに平等、ではない。顔や体力、能力にここまで差があるにも拘らず、平等というのはおかしい。人間は教養や能力を磨くことで、その差が個性へと繋がり、人を尊重できるのだ。
基本的には宗教を持たない日本人は、神と言うものを宿るものと考えるようになった。アニミズムである。その感覚からは、キリストの存在はなかなか馴染みが持てないのが正直な感想なのだが、思想を剥奪され、奴隷として連れて来られたアフリカ人は、独自の感覚で賛美を捧げるようになる。これが宗教音楽としてのゴスペルである。現在では、一つの音楽のジャンルとして、世界中に多大な影響を与えているようだ。「明日に架ける橋」も然り。

拍手喝采。ヨランダは失神寸前!魂を歌ってくれた。どっかの噺家の娘とはエライ違いだよ!

コンサートの後、Nっちゃんのフランス行きの話で盛り上がる。狭い日本、飛び出したくなるのは当然で、しかし、封建社会の辛抱が慎ましい国、見て見ぬふりが関の山でしょう。あんたは偉い!そのぐらいの勇気が無いと人生もおもんないよ!

帰り道、会社帰りのふらふら仏ラ酒飲みに行くガールとばったり。
ヴォジョレー解禁。