2008年12月29日

sushi

                      スマートなカップル

                  カウンター

                    車えび踊り食い

                   まだ生きている

                   口の中でも生きている

          いのしし・ぼたん、しか・もみじ、 馬は?さくら

                     自家製たまご


京都市内で鮮魚を食べることは難しい。海が周りに無いからだ。
昔、福井の小浜から京都の出町柳まで塩をした鯖が運ばれた。鯖街道だ。塩をすると水分が抜け、保存が利く。そうやって海産物は京都に運ばれた。今では運搬も発達し、生きた魚が京都でも味わえる。しかし生簀の魚は、霜降り(さし)の入りそこなった牛の如し。やはり鮮魚と呼べる魚を食いたい。昔行った富山の氷見でしんさんと思う存分寒ブリを食べた。確かに魚は新鮮でうまい。が、究極と思考の料理ではないけれど、食材を捌ける腕前あって初めて最高の料理と呼べる。京都は技術において洗練されている。競争相手が多ければ多いほど、技術が上がるのは当然である。なので、如何に鮮度を保ちながらうまい料理を出すかに磨きがかかる。夏の風物詩の鱧切りも、京都の土地が技を生んだ。
こうやって磨かれた職人技、京料理という郷土料理が注目を浴びる。
この道、30年以上!やはり、職人と呼べるまでには時間がかかる。愛情だけで料理はうまくならない。磨かれた技術があってのうまい寿司!久々に大将の寿司を頂く。

どういうわけか、バイト卒業生の多くは超一流企業に御勤め!
皆、ここで、仕事のいろはを学び、うまい酒をこっそり飲み、まかない以外で舌を肥えさせ、日本経済を救う食道楽に邁進する。