2009年1月26日

ガラス卸視察

                      From USA







                  光で色が変わる


東大阪にあるガラスの卸問屋へ視察。
フュージング用のガラスだけでも100種類以上ある倉庫。ステンドグラスも入れれば500種類は超える。いつもと打って変わった風景に感激。

デッサンを始めた当初、描くことが大好きだった。なんとなくの感覚だったが一生懸命描いた絵が褒められるとうれしくて、受験というよりもその環境にいることが心地よかった。大学に入りめいっぱい絵が描ける環境になると、どうも虚像を描いているように思えて仕方なかった。絵空事という言葉がある。それが描けたら今言うことがなかったのだろうが、悲しいかな、どうしても描けなかった。
今、デッサンに立ち戻り、ガラスをしている。デッサンが描けたとしても何の自慢にもならないが、デッサンは触るように描く彫刻である。芸術を志すものとしてこのぐらいは出来て当たり前なのかもしれない。(痛い。)
原点に立ち返ったとき、視点が変わって見えた。