2009年12月18日

M画用紙



懐かしい。M画用紙。

ホームセンター、ムサシに行く。
ムサシは、買いたいものや見たいものがあったので、ずいぶん前から行きたい場所だった。
ガラス用品、シルバーを一見し、デッサン用品のところで足が止まる。
M画の文字。予備校に通っていた頃、画用紙といえば、コレだった。
先生の話だと、M画は関東系の大学入試に良く用いられる紙で、関西ではここ(予備校の購買部)でしか買えないとか何とか、とにかく、生まれて初めて「紙にこだわる」ことを教わった。

今週、専門学校のデッサンの授業が年度内最後となり、終了した。
皆、描くことに対して、想像以上に力を入れて取り組んでくれたので本当にうれしかった。2年生は、ここに来て本当に実力がついてきて、継続が力になることを実感する。1年もやり始めた事に責任を持ち、自分を信じてもっと頑張ってもらいたい。彼らと会うのは週に1日。短い時間の中で、頑張っている彼らの姿勢はこちらも刺激を受けている。
私は、デッサンが好きだ。鉛筆を削ることや、綺麗な画用紙、モチーフを見ると描きたくなる。「絵を上手く描くためには自分を直すこと」と、予備校にいた頃の先輩が言っていた。自分の我侭さがそのまま絵となる。当時は、本質がよく掴めていなかったが、教える立場となって、その言葉がしびれるほど、良く分かる。