2010年10月5日

絵を描くということ







おやつは石榴


今日は、ファンタジアートの個人レッスンにHさんがいらっしゃいました。とても熱心で、絵を描きたいという思いは称賛に値するほどです。「デッサン」というと、小難しいと考えがちです。確かに理屈っぽい。それは絶対音感のような感覚に近いのではないかと思います。習得するまでには時間はかかりますが、世界が変わります。観る側から描く側。描けてこそ楽しめる絵もあります。それには情熱というスパイスを!
昨今は、美術のシーンで、コレ、子供が描いた?と思うような作品もあるかと思いますが、描ける人が崩して描いた絵は絶妙です。子供が描いたような絵は、子供には描けません。ピカソが晩年に行き着いたその先は、今だに越えるような人物が現れていません。
ただ、ひたすら、絵に向かう姿勢。芸術家の目的は、理想的な美の追求。
決して、売れることではありません。それも重要ですが。お間違いなく!