2010年12月20日

藤井寺デー

年内最後の合評



白い絵


藤井寺は、パステル画の授業としては年内最後。描き収めの合評会でした。カメラを忘れて携帯カメラ。腹立つほど画質が悪い。
藤井寺で絵を描くことは新鮮で非常に貴重です。
当然のことながら美術と言うものは専門教育を受けた人たちだけのものではなく、誰もが自由に表現できる感動体験です。人の思想が精神となり、神や仏として崇拝されてきた文化は、もちろん美術にも通じています。日本には素晴らしい文化があることは歴史を見れば一目瞭然。しかし近年、海外から文化も輸入してしまったようで、スクラップアンドビルドを繰り返す町並み。あっさりと捨てられてしまった日本美は昨今、見直されているとはいえ、まだ或る一方向の見方であるように思います。
藤井寺では皆、向上心が強く、高齢(おっと失礼)にも関わらず、私の絵を覗き込んではあれはどうしてる?ここはどう描くの?と質問攻めです。そんなマダムらに恥じぬ絵を描くべく、日々精進、日々感動を求め、大切に一枚を仕上げていきます。
描きたいものは、衒いのない本物の美しさ。
それは生き方そのもの。