2010年11月6日

ファンタジアート





今日はHさんが来られて、風邪で絶不調にも関わらずデッサンをみっちり2時間されました。すると元気になったと帰っていかはりました。好きなことをするのが一番の薬です。某専門学生にも言ってやりたい言葉です。「体調不良」と言えば、休めるものではありません。サボりに似たり。サボったら必ずツケが回ってきます。
Hさんは、先週からの続きの卓上デッサン。今日は最後にクロッキーの話を少ししました。良い線を引くことがデッサンの要です。それは本当の実力であり、練習で成し得る技でもあります。才能とは続けることとはよく言ったもので、そういえば、京都大学の法哲学の白熱教授も同じようなことを熱弁していたので間違いありません、但し、スポーツは別。
学生の頃、本気でデッサン上達を目指したいと思ったきっかけはこの絵本。鉛筆の線だけで語られ、一気に引き込まれます。こんな素敵な線が引けたら、とため息のでる本です。数年前に死去してしまったのでもう新作は見られません。好き嫌いの激しい私がおすすめする数少ない作家です。

今日は作品の進行写真を撮り忘れました。